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住宅ローンは自分で情報収集を

家は人生でも1番のお買い物。購入にあたって組むことになる住宅ローンも、この先長きにわたって払い続けるものですから慎重に選ぶ必要があります。銀行や信用金庫などの金融機関で組むことになる住宅ローンですが、たいていじゃ不動産会社が懇意にしている金融機関のものを紹介されます。実際、不動産会社に住宅ローンを任せた人が6割を占めている、というデータも出ているくらいです。もちろん紹介されたものを選べば手続きも楽でしょう。しかし、任せっぱなしにしているとその金利が本当にお得なのかが分からないまま話が進んでしまう可能性もあるのです。

提携している住宅ローンの場合、営業マンから「少し金利が優遇されます」と言われるかもしれません。通常の金利よりも少し低めに借りられることは確かなのですが、こういった住宅ローンは基準金利がそもそも高いので多少下がってもお得とは言い切れないのです。本やネット、テレビなどからサービスを吟味し、自分のメリットになるのかどうかしっかりと考えた上で住宅ローンを決定すれば金利も抑えられますし、後の満足度も高くなります。あまり考えずに決めて後悔するよりも、最初から出来るだけ情報を集めるのがベスト。

利用者が多く、評判も高いのが中央ろうきんの住宅ローン。魅力はなんといっても金利です。多くの住宅ローンには優遇金利が設定されています。優遇金利には2つあり、借入金利にのみ設定されている場合や完済までの期間ずっと適用される場合、優遇金利の数値に変動がある場合など実にさまざま。中央ろうきんでは変動金利を選ぶと完済までずっと優遇金利が適用され、標準金利よりも0.625~0.775%優遇されます。一部固定金利を選んだ場合は期間終了後に変動金利に移行するため、固定金利を選んだとしても結果的には返済期間中なにかしらの優遇金利が受けられることになります。どちらを選んでもお得になることには変わりありません。

自分で住宅ローンを探す場合、提携している住宅ローンよりも手続きやローン審査などに時間がかかります。早めに行動に移しましょう。また、自分で住宅ローンを探したいという旨を不動産会社にあらかじめ伝えておけばスムーズに話を運べます。

Closeup of man counting payments for home