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マンションに住んでいる場合、表札はつけるべき?

戸建て住宅の玄関横を見ると、当然のように表札が取り付けられています。しかしながら、マンションの各部屋の入り口はどうでしょうか。表札をつけている部屋もあれば、つけていない部屋もありますよね。

ほとんどのマンションにおいて、部屋ごとの表札の有無は、住む人の自由に任されています。ある不動産会社の調査によると、マンションに住んでいて部屋に表札をつける人の割合とつけない人の割合は、ほぼ半々なのだそうです。つけない人の理由としては「あまり必要性を感じない」が大半。戸建てのように近所付き合いをすることも少ないマンションでは、「誰が住んでいるか」を周囲に示す表札は、あまり必要ないものと考えられがちです。

しかし、マンションの部屋に表札をつけることには、さまざまなメリットがあるのです。今回はそのメリットについて解説していきます。

メリット1:誤配送、誤配達を防ぐことができる

2020年から2021年にかけて、コロナウイルス感染拡大の影響もあり外出をなるべく控える日々が続いています。それに伴い、買い物も店舗に足を運ぶのではなく通販で済ませたり、外食を控えてデリバリーを利用したりする機会は非常に増えましたよね。

このように配送、配達を利用する機会が増えると、同時に増えるのが誤配送、誤配達によるトラブル。特に他人の配送ボックスへ荷物が届けられてしまった場合など、その家の人がなかなか気づいてくれず、届くのが大幅に遅れることも珍しくありません。また最悪の場合、荷物の紛失もあり得ます。

このようなトラブルを防ぐためには、マンションの部屋の入口に部屋番号だけでなく表札をつけておくことが有効です。

メリット2:非常時に救助がスムーズに来てくれる

突然体調が悪くなり救急車を呼ぶことや、漏電で火災の危険性がある場合など、万が一の非常時に部屋が見つかりやすいということは大変重要です。救助隊の人や消防隊の人が一刻も早く部屋にたどり着けるようにするために、表札はとても役に立ちます。

特に1人暮らしで急激に体調を崩してしまった場合、玄関まで行き救助隊員などに応答できないこともあり得ます。また、仕事中に家族が体調に異変を来たした際も、スムーズに救助隊員を部屋に誘導できるとは限りません。非常時に自分や家族の安全を守るためにも、表札はとても大切なのです。

トラブルを防ぎ安心して暮らすために、表札は重要

マンションの部屋に表札をつけることには、前述のように大きなメリットがあります。なるべくなら、つけると良いでしょう。

最近では、マンションの表札もバリエーション豊かになり、また通販で手軽に購入することもできるようになりました。こちらショップでは、オリジナリティ溢れるオシャレな表札をかなりリーズナブルに通販で購入でき、おすすめですよ。

表札は昔から「家の顔」とも言われてきました。シンプルなものももちろん良いですが、画一的なマンションにつけるなら、少し遊び心のあるデザインの表札であなたらしさを演出するのも良いですね。